納骨堂のメリットや
種類について
■納骨堂ってなに?
納骨堂とは、室内に遺骨を納めることのできるお墓です。
昔ながらの外のお墓=「一戸建て」、納骨堂=「マンション」と例えられることが多く、納骨堂はひとつの建物の中にたくさんの納骨スペースを備えています。
もともと納骨堂は、お墓を建てるまで一時的に遺骨を預かる建物を指していましたが、現在では外のお墓と同様にお参りが出来る「自動搬送式の室内のお墓」へと進化しました。
天候に左右され易い屋外のお墓参りと違い、雨天でもお参りすることができます。また、定期的な掃除が必要なく、冷暖房が完備されているので、快適な環境の中でお参りができ、お花やお香が常設されているので、持参する手間や負担なくお参りすることができます。
■納骨堂が増えている理由
高齢になってお墓参りがつらくなったり、なかなか足を運べず手入れが行き届かないといった理由で、元々のお墓を「墓じまい」して、管理しやすく交通至便な場所にある納骨堂にお墓の引っ越し(改葬)される方が増えています。
立地・費用・維持を踏まえ、承継者への負担を減らしたいと考え、納骨堂を選ぶ方も増えています。
■納骨堂のメリット
●従来の外のお墓に比べて費用が安い。
●お墓の手入れが必要なく、管理に手間がかからない。
●季節や天候を気にせずお参りすることが出来る。
●駅から近い場所にあるので交通の便が良く、お仕事帰りやお買い物の際にもお参りできる。
●お墓を継ぐ人がいなくなっても永代にわたって供養してもらえる。
●宗教・宗旨宗派を問わない。
●ペットと一緒に入ることができる。
●セキュリティが高く保たれている。
●他のお墓に引っ越し(改葬)をする際に解約料が掛からない。
■納骨堂の種類
納骨堂は一般的に大きく分けて下記の5種類があります。
@機械式(自動搬送式) Aロッカー式 B位牌式 C仏壇式 D合葬式
@機械式(自動搬送式)
専用カードを機械に通して、タッチパネルを操作することで、ご遺骨が自動的にお参りスペースに運ばれてきます。プライベートな時間・空間が保たれており、従来のお墓と同様に焼香も出来ます。お参りには専用のカードが必要となるため、セキュリティが高く、便利で安心な納骨堂として人気が出てきています。
「ゆめみどう」は耐震性にも考慮した
最新の機械式(自動搬送式)の納骨堂です。
機械式以外の納骨堂の種類
Aロッカー式
骨壷をロッカーのような棚に収蔵してあるタイプを指します。扉を開けて中の遺骨に向かってお参りする方法と、中の遺骨を出し専用の参拝スペースで行う方法があります。
B位牌式
位牌を安置するスペースと、遺骨を安置するスペースが別になっているタイプ。
C仏壇式
仏壇が並んだような形態の納骨堂です。上段に仏壇があり、下段にお骨を安置するスペースがあり、霊廟型と呼ばれることもあります。
D合葬式
複数のご遺骨を1つのお墓(モニュメント)に収めるタイプのお墓。他の遺骨と混ざってしまうため、取り出したり移動したりすることが出来なくなってしまいます。